相手圧倒のチェルシー ニューカッスルVSチェルシー 21-22プレミアリーグ
フォーメーション
前半
基本フォーメーションはお互いに3バックだったが、ニューカッスルは若干キックオフ直後は4バック気味だし5バック気味。
その後はお互いウイングバックが降り5バックを形成
ニューカッスルはチェルシーの最終ラインからのビルドアップに対して基本リトリート。チェルシーの2ボランチカンテとジョルジーニョはカンテがやや前に行きジョルジーニョがよりレジスタ機能を担う。それに対しリトリートしているニューカッスルは第1プレッシャーラインのサンマクシマンとウィルソンのどちらかがジョルジーニョをマーク。
ボールを握るのはほとんどチェルシーでチェルシーのファイナルサードへのチャレンジをニューカッスルが5−3−2の陣形を固めて向かい打つ展開 ニューカッスルは奪ったらロングキックに移り変わりやり直し…
チェルシーは組み立て時ニューカッスルの5−3−2の2トップの脇をリュディガーとクリステンセンが狙いボールを運ぶ。
ざっとこんなもん
そんな中29分にジョルジーニョが5−3−2ブロックを破壊する3ゲートを一気に通過させるキラーパスをRSBとRウイングとの間に待ち受けていたジヤシュに通す。ジヤシュはコンカをブチ込むもオフサイド。スーパーゴールとはならなかった。
33分にも中央の密集地帯からサイドに展開されそこからのクロスがジヤシュの前にくるも決めきれない。
チェルシーはファイナルサードのアイデアや流動性がよくビックチャンスになるのは少ないがスペースを創出し、後少しの組み立てを披露し続ける。
しかし前半はゴールレス
後半
48分ジヤシュが2ライン間でうまく受けてミドルレンジからミドル。ディフィレクトしたボールはポストを叩いた。
ニューカッスルの守備は後半も機能してないと見られる
後半はニューカッスルがアグレッシブになったため試合がオープンな展開に
64分についにミゲル・アルミロンがハイデンに代わりピッチに
フレイザー→ウィロック
チェルシーもカンテに代えチーク、ジヤシュに代わりバークリーを投入。
後半はチャンスがなかなかなかったが65分ついにリース弾でチェルシーが先制する。
ゴールシーンではエリア内に4枚のチェルシー選手が入るなど人数をかけた攻撃だった。
76分にもカウンターからまたもやリースジェームスが豪快に蹴り込み2−0。
さらに79分抜け出したハフェルツをキーパーダーロウがエリア内で引っ掛けてしまいPK。
これをジョルジーニョがいつもよりジャンプを抑えて真ん中寄りに決め一気に3−0。
この時点でニューカッスルサポーターは帰り出す。
痺れを切らしたホームチームは82分、シェルビェイを投入
88分にはオドイに変えてニゲスが遅すぎる登場
試合終盤はバークリーが煽り出すなど試合が死んだ形となり見事チェルシーがクリーンシートで試合を終えた。
前半はゴールこそなかったものの見応えがありました。
ニューカッスルに関しては世界で財力一番となった今、現戦力は力を示しておきたかったところ。
ミゲルアルミロンに関しては限られた時間の中でらしさは示ていたと思う。
チェルシーはリヴァプールとマンチェスターシティの二強時代にCLの覇権を持って割って入ったチームなだけに流石の圧倒ぶりだった。