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ミラノダービーは正直

インテルホームで行われた22-23シーズン3度目のderby di mirano。

状態がよくなってきているインテルと年明けから絶不調のミランの対戦となった。

当ブログの予想としてはインテルの勝ち点3であり、ミランの大量失点も考えていた。

しかし結果はインテルのウノゼロ。インテルが試合を支配したものの最近のミランを考えれば、見るに堪えない結果とはいえないだろう。

 

フォーメーション

この試合でのビッグモーメントの一つとして。ピオーリの奇策が挙げられる。

この試合でミランはずっと使ってきた。4-2-3-1ではなく3バック採用の3-5-2でレオンはベンチスタートとなった。

 

前半

試合の入りからインテルが試合を支配した。ミランは奇策の影響で前線からのプレスが全くはまらず(プレスする気がない?)インテル3バックの両脇、バストーニとシュクリニアルにのびのびとボールを持たせてしまう。そうしてミランは自陣に押し込まれる時間が続いた。ここ最近の試合を見ていると、この試合ではミランはとにかく失点がしたくないように思えた。その影響もあってか流れの中からの失点はなかった。しかし押し込まれて与えたCKからラウタロに決められ一気にプランが崩れる。

 前半を終わってみればシュートは0本、攻撃に転じることさえ少なかった。スタッツを見てもポゼッション率はインテルが75%、ミランが25%と圧倒されており、パス本数もインテルミランの3倍も多い。

 

後半

前半は何もできなかったミランだったが、少しは可能性を見出せるようにはなってきていた。後半の早い段階でディアスとレオンを投入しリズムをつかみかけていた時間もあった。それでもゴールは遠かった。終了間際はインテルの追加点獲得にスポットライトが当たるようになり、楽観的なインテリスタならダービーでの勝利を確信していた。

 

E

インテルが圧勝した内容だったが見ている側としては昨シーズンの2-1ミランも試合を思いだしてしまい、まだ何か起きるのではないかとワクワクさせるような時間帯もあった。これで今シーズンのミラノダービーは終わりと思うと試合時間が進むのがとても嫌だった。ぜひチャンピオンズリーグで対戦してほしい。