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ベンチにいるだけでチームを勝たせるズラタン

第22節ミランサンシーロトリノを迎えた。

今シーズントリノにはセリエAコッパイタリアで共にやられており。苦手とする相手だったが1-0で退けた。

前節のミラノダービーから4-2-3-1を捨て、3バックにシフトしたミランは失点数こそ大幅に下げたものの攻撃に芽が出ず、インテルにウノゼロで敗戦した。それでもピオーリは今後も3バックを継続することを表明しトリノ相手にも同じシステムで挑んだ。しかし前半立ち上がりからサンシーロプロビンチャに押される展開が続く、ダービー同様攻撃に転じられなかった。この試合ではテオ・エルナンデスが彼らしい突破を見せるシーンも少しは出てきた。それでも昨シーズンを知っているミラニスタからすればテオとレオンのラインはもっと見たかったはずだ。

0-0の均衡が続く中、62分にジルーがゴールを決めてミランは残りの時間を急に優秀になった守備で時間を進めた。そのままミランがウノゼロで勝利。2023年に入り2勝目を挙げ、久しぶりのクリーンシートも決めた。

この試合を見ているとミランは失点したらどうするつもりなのかと思ってしまう。今回はジルーのゴールがあったが、終わってみれば他の決定機も2回ほど。CLのことを考えるのならば一抹どころでは済まない不安を抱える。