ミラノダービーでついに崩れたミラン
インテルホーム扱いで行われたコッパイタリア準決勝2Lgのミラノダービーはインテルがホームで3-0の完勝。
ラウタロ 4,40
ゴセンス 82
これでインテルが決勝にコマを進めたわけだが、注目すべきはミランの方である。
ミランの失点と攻撃の課題
ここ最近のミランはCBにカルル、トモリを置き安定した守備でクリーンシートを連発していた。最後の失点は2月25日の△1-1vsウディネーゼ戦までさかのぼり、その次のインテル戦から公式戦7試合連続でクリーンシートを継続していた。しかしその7試合の内スコアレスドローが3、ウノゼロが3となっていて、複数得点は2-0のジェノア戦のみ。(セリエAが大好な当ブログにとっては最高のスコアなのですが、当ブログでセリエAの優勝予想をミランとしたためもう少し余裕をもって勝ってほしい…。)
明らかに得点不足に陥っている。
この試合でもミランはトップにジルーを置き明確な道筋のない攻撃を繰り返していた。
だから開始4分でのラウタロによる先制はミランにとって大きくのしっかかったわけだ。
スクデットに向けて
ミランは残りのリーグ戦はラツィオ、フィオレンティーナ、ヴェローナ、アタランタ、サッスオーロとなっておりすべて難敵。このままのミランではスクデットは難しいかもしれない。反対にインテルはローマ、ボローニャ、ウディネーゼ、エンポリ、カリアリ、サンプドリアとなっていて、ここ最近調子の上がってきているインテルにとってはイージー。ミランは今回のダービーでいい意味で切り替えることができるかが肝になる。