EL出場が決定したFCバルセロナというチームについて
チャンピオンズリーグでグループステージ(以下GS)敗退となりヨーロッパリーグに回ることになったスペイン1部のラリーガに所属しカタルーニャ地方に本拠地を置くFCバルセロナというチームについて書いていきたいと思う。
簡易的なGSの流れとその心境
GSではバイエルン、ベンフィカ、ディナモ・キエフと同居することになったが、当初の自分の見解ではバイエルンにはボコボコになるかもしれないがベンフィカ、ディナモには勝ってグループ2位で通過するものだと思っていたのと、もしかしたら敗退してしまうかもしれないという思いの半々でした。
しかし2節のアウェーベンフィカ戦で0−3で負けたのはさすがに低調なチームでルークデヨングが決定機をいくつか外したとしても驚きでした。そしてそのベンフィカに5節のホーム戦でもスコアレスに終わってしまったのはGS敗退に現実味が帯びてきました。
しかしシャビの就任からも時間が経ち、バイエルン相手に最終節突破を決められるのかと思いきや0−3で内容以上の完敗。そしてバルサファンの嫌な推測が的中しベンフィカに抜かれGSを3位フィニッシュ。ELへ…。
チャンピオンズリーグGS第1節を終えての記事
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https://ksfv.hatenablog.com/entry/2021/09/18/151319
メッシ退団後のバルセロナ
個人的にはメッシ退団後もそこまで悪くならないだろうと踏んでいました。プレシーズンでのパフォーマンスも悪いものには見えませんでしたし、メンフィスの加入もあってグリーズマン、メンフィス、ブライスワイトの前線にデンベレやファティなども戻ってきていいものだと思っていました。しかしグリーズマンが抜けた後から貫禄がないように感じました。
レアルとの比較
ここでどうしても引き合いに出されてしまうのがレアルだ。バルサがメッシを失ったのならレアルは18年にロナウドを失った。
レアルのロナウドを失って迎えた18−19シーズンはリーガ、チャンピオンズリーグ共にヤバすぎる敗戦が続きクラシコもバルサが大勝したり連勝するなどバルサにパワーバランスが傾いていた。それでもCLは4連覇こそ逃したもののトーナメントまでには駒を進めていた。
必須のヨーロッパリーグ優勝
ELに回ったからには必ず取らなければならないだろう。17−18シーズンに悲願のCL優勝を目指しながらも、グループに同居するローマ、チェルシーにグループ突破を許しELに回ったアトレティコ・マドリードは優勝をしっかり勝ち取っている。
現在バルサは低調とはいえ選手も揃っている。あとはT・ミュラーさんが言っていたようにインテンシティがチームに備わってくれば状況は改善するかもしれない。
正直レッド・スターに優勝してもらいたいところだが…。