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メッシ退団バルサVSロナウド在団ユーベ ジョアン・ガンペール杯

メッシ退団で渦中のバルセロナユベントスの試合がエスタディ・ヨハン・クライフで行われた。

 

スタメン

バルセロナ4ー3ー3 (4ー1ー2ー3)

 

      ブライスワイト    

メンフィス          グリーズマン

    デミア     セルジロベルト

       ブスケッツ

アルバ   ピケ   アラウホ   デスト

 

         ネト

 

ユベントス4ー4ー2  (中盤はフラットです。)

 

    ロナウド    モラタ

ベルナルデスキ        クアドラード

    ベンタンクール ラムジー

サンドロ  ルガーニ デリフト  デシリオ

      

       シュツシュニー

 

 

前半

試合が始まるとバルサは自陣深めでビルドアップ。CBがボールを持つとアンカーブスケッツに対しモラタがコースを消すもブスケッツにつき過ぎてピケにボールを運ばれる。バルサSBに対してはユベントスの両WGが対応。ユベントスビルドアップはバルサの第一プレッシャー3トップに対しディフェンスライン4枚で数的優位なので可変なし。

 

守備時4ー4ー2で守るユベントス。第一プレッシャーはモラタとロナウドの2トップ。この2トップのプレッシングに対してバルセロナブスケツセンターバック間に降りてサリーダ・ラボルピアーナを形成し、数的優位確保でビルドアップ。しかし自陣深めの位置ではネトがビルドアップに参加し3バックのようにボールを回す。

バルサは4ー1ー4ー1又はブスケッツの上下によって4ー5ー1でブロックを敷く。

 
3' B1ー0J  (メンフィス)

3分早速試合が動く。バルサ側サリーダでビルドアップしながら降りてきたセルジロベルトとグリーズマンブスケッツが空けた中盤の底を使う。この間にブライスワイトとメンフィスがポジションチェンジし、メンフィス→中央でフリー、ブライスワイト→デリフトがマークとなる。グリーズマンからのボールに降りて受けるブライスワイトに対しデリフトが食らい付いて後ろスペースを開ける。ブライスワイトに入ると中央に入れルガーニのミスもあって1.5列目から抜け出したデミアに繋がりデリフトの後ろスペースを使ったメンフィスが余裕を持って受け、シュツシュニーとの1対1を制しバルサリード。ユーベの4ー4ー2を崩した。

 

 

得点後もビルドアップでのバルサ優位は変わらない。ユーベ2トップに対してバルサ3バック可変で対応する。またブスケッツがCBに降りなくてもCMセルジロベルトが降りブスケッツと中盤底で数的優位を確保。

バルサの両サイドはWGが絞りほぼSTになり、両SBにワイドレーンで高い位置を取らせる。

 

15' ユーベカウンター

15分バルサファイナルサード右サイドで展開するが深さがなくデミアの横パスをベンタンクールにインターセプトされカウンター。ベンタンクールが持ち上がりフィールドプレイヤーは3対3、左のモラタにボールが出てエリア内で切り返しロナウドへ、ロナウド右足振り抜くもネトがセーブ。

 

 

ユーベがボールを持ったとしても、バルセロナのブロックがしっかりと連動し、ファーストサードからなかなかボールを持ち出せない。チャンスになるのはバルサのビルドアップを引っ掛けてからのカウンターのみ。

 

20' デミアゴール→オフサイドで取り消し。

オフサイドになったが素晴らしいシーンだった。左サイドハーフェーライン付近のスローインで最終ラインに戻し、ブスケッツとセルジロベルトでピボーテ。セルジロベルトが右サイドに展開する。セルジロベルトとデストがお互い回転しながらスペースを生み出し、複数のトライアングルと関係しながら見事にボールをつないでいく。最後はペナルティーエリア内でグリーズマンが左足シュート、こぼれ球をデミアが押し込むもグリーズマンの時点でオフサイド判定。

 

32’ デシリオシュート

バルセロナはユーベの4ー4ー2を崩しにかかっているのに対しユベントスはなかなか2トップにボールが収まらない。32分のシーンではピケにモラタがファールされて得たフリーキックミドルサードからエリア手前まで放り込むことができたので、そうなればユーベのタレントたちはもちろんシュートまでこぎつける事は困難では無いはず。ちなみにデシリオのシュートをパスしたのはロナウド。打ちに行けるところだったので行かなかったのが少し心配である。

 

37' ブライスワイトシュート(オフサイド)

オフサイドになったもののまたもやバルサが崩しから決定を迎えた。最終ラインでブスケッツがサリーダして攻略し右サイドデストに展開。デストは流れてきたメンフィスとセルジロベルトとのトライアングルを反転させながら中に入り、次にグリーズマンブライスワイトとのトライアングルを形成する。ユーベは守備が後手後手になってしまい結果ブライスワイトがペナルティアークで前空いてフリーという非常事態になった。もちろんオフサイドトラップを引っ掛けているようには思えない。

 

ロナウドFKでメッシコールで前半終了。

 

前半はボールを握るバルサが主導権を握るが、ユーベのチャンスは多く、完全に負けてるとは言い難い。片方がボールを握ればもう片方はボールを握れないのは当たり前のことでユベントスバルサのビルドアップで取るところを狙っていたと言うイメージ。しかしユーベはラッキーなセットプレーからのチャンスが多く、質の高さでバルサが上回っていたことは言うまでもない。

 

 

後半

46'交代

シュツシュニー→ペリン

サンドロ→ペッレグリーニ

ロナウド→クルゼフスキ

ベンタンクール→ダニーロ

ラムジー→マッケニー

クアドラード→ キエーザ

57' B2ー0J ブライスワイトゴール

バルサの中央突破を止めたユベントスだったが、コーナーキックからブライスワイトに追加点を決められる。ファーサイドでアラウホとブライスワイトで重なり、アラウホはデリフト、ブライスワイトはペッレグリーニがマーク。アラウホはニアへブライスワイトはファーへ走りペッレグリーニを完璧な駆け引きで振り切ったブライスワイトがヘディングで決める。

 

61'大量替え

ユベントス

2CB交代 

デリフト&ルガーニ→キエッリーニ&ボヌッチ

ベルナルデスキ→ラノッキア

モラタ→マルケス

 

バルセロナ

デスト→エメルソン

アラウホ→ウムティティ 

ちなみにウムティティは交代時もプレー時もブーイング

デミア→ゴンサレス

 

71分

セルジロベルト→プッチ

アルバ→バルデ

 

78分

ブライスワイト→KSFV推しレイマナイ

 

78' メンフィスシュート

バルサ陣内の混戦からバルサがボールを保持。

プッチが焦らず数的優位の後方へパス。バルサ陣内の左サイドにユーベの前線4ー2が偏ってしまいグリーズマンのサイドチェンジからメンフィスに渡り、メンフィスがエリア内に運んで混戦からメンフィスがシュート。変わって入ったペリンに弾かれる。

 

79分交代

デシリオ→デ・ウィンター

 

86分

グリーズマン→コジャト

 

 

92' B3ー0J  リキ・プッチゴール

バルサがユーベを押し込む。左サイドでメンフィスがボールを持つとプッチが裏抜けしたスペースを使いエリア中央へパス。一度エリア外にボールを出し逆サイドエメルソンへ、エメルソンがゴンサレスに折り返してゴンサレスが2人を引きつけプッチに渡ると左足からコントロールショットが放たれゴール左に決まり3ー0。そして試合終了。

 

メッシコール

試合の途中に時折、メッシコールが起こるがこの日の結果はそのコールをはね返したと思う。メッシが出た事は大きすぎることだが、より組織的に戦うにはいいタイミングだったのかもしれない。

 

 

 

選手にフォーカス
虚なロナウド

ファールが目立ちフラストレーションも溜まってるように見えるロナウド。無観客の試合はブーイングがないからつまらないと言っていたのだがこの日のバルサホームのブーイングを受けるとあまり快く思ってないのはとてもわかる。

 

デミア

ユベントスのプレスバックを逆手にとるテクニックでバルサのビルドアップ、カウンターに余裕を持たせた。

 

キエッリーニ

0ー2で途中交代してきたキエッリーニ。2CBデリフト&ルガーニとキエッリーニ&ボヌッチの交代で2失点もしやがってと言わんばかりの登場だったが、引きつけられてしまったり3失点目に絡んでしまったりと活躍的には良くない結果となってしまった。今季は長く老貴婦人を引っ張ってきたアッレグリ監督と戦うことができるが、キエッリーニの今シーズンはいかに。

 

ウムティティ

終始ボールを持つたびブーイングをただ一人受けるウムティティ。試合終了後のセレモニーにも顔を出さず、セレモニーで楽しそうな選手とは裏腹にピッチを後にしたであろうウムティティはかわいそうに思える。

 

レイマナイ

存在感が足りなかった。