男子サッカー五輪決勝 ブラジルVSスペイン
3大会連続で決勝に進んだブラジルとほぼベストメンバーで挑めるスペインとの東京オリンピック男子サッカー決勝。
前半
試合開始直後はお互いボールを失うたびに網を収縮するようにプレスをかける。その後スペインがボールを持ちミドルサードでブラジルのギャップのスペースでボールを受けるシーンが見られるようになる。4ー4ー2ブロックのブラジルに対してスペインが回す展開が続くがビックチャンスが来たのは15分､アセンシオが右サイドで余裕を持った持ちアーリークロス､これをオヤルサバルが折り返してKSFV一推しのオルモの前にこぼれるも､ジエゴカルロスが先に触り､オウンゴールになりそうなところを再び自らクリアしてブラジルが守る。（それともブラジルGKサントスをシャペウでかわしたか？）前半の中盤は両者足元を削り合うシーンが散見される。30分､アントニがクイックネスなドリブルから決定機を創出するが決まらない。34分､フリーキックに合わせようとしたクニャに対してシモンがぶつかりまさかのポッシブルペナルティVARでPK判定。見た感じクニャは被害を被っているが､シモンがぶつからなくてもシュートを打てていなそうだったのでスペインは不服そう。しかしこのPKをリシャルリソンが普通に外してしまう。それでも前半47分ルーズボールをゴール前で拾ったクニャが値千金の先制弾。1ー0で試合を折り返す。
後半
後半開始後はブラジルが2点差にできるビッグチャンスを2回ほど迎えるがシモンのビックセーブに阻まれる。すると61分､外回りのパス回しからソレールのクロスにオヤルサバルのみんなびっくりスーパーボレーを叩き込み同点。
76分に主審にボールが当たり、ドロップボールで再開となったが以前までは、審判は石ころと一緒で当たってもそのままであった。個人的には以前の表現が気に入っておりルール改正で今の形になったのはやや残念であるがあからさまな事態を招かないためにも今の状態がいいのだろう。
88分、ブライアン・ヒルが反転から勢いの乗ったシュートを放つもバーに当たり上へ吹っ飛んでいく。
延長前半
104分同点ゴールのオヤルサバルに代わりラファミルが入る。105分ブラジルのやや怪しいブロックからマウコムがドリブルで独走するもサイドに行ったところでブライアン・ヒルに戦術的ファールを喰らってしまう。ブライアン・ヒルはあまり決定機ではなかったからかイエローで済む。
延長後半
しかし108分カウンターで前線でのサイドチェンジでマウコムが抜け出しバジェホを振り切り、１対１に､シュートはシモンの足に当たるもファーサイドネットに吸い込まれ勝ち越し。113分､ブラジルはマイナスのクロスから前が空いたギマラエスがミドルもゴールの左に僅かに外れていく。121分スペインが押し込むもペドリからのボールはゴールキック。その後も時間ギリギリまでクロスを上げ続けるスペインだったが、黄色壁にチャンスを作ることができず、2ー1でタイムアップ。ブラジルの2連覇となった。アウベス何個目のタイトルだっけ.....。
