スコアに反するユーベの勝利 ボローニャvsユベントス セリエA
試合開始前から発煙筒が焚かれ素晴らしいムードだったがその反面、煙により試合が見づらくなってしまっていた。
セリエAは4大リーグの中でも発煙筒を見れる機会が多いので嬉しいですが今回は見るのに影響してしまいました。
前半
3−5−2のボローニャは守備時5バック
前半6分にあっけなく失点する。ベルナルデスキの股抜きパスをモラタが決め0−1。
3バックらしい失点だった。
それでもボローニャはユーベ相手に押しこむ。
決定機こそなかったもののコーナーキックやシュート数が多く、枠内シュートもありユーベのウノゼロに水を差す。
前半終了間際には左サイドでスマオロが開き、クアドラードを絞らせない状態でうまく他の選手がハーフレーンを利用していた。
後半
前半同様ボローニャが攻め込みユーベが必死に守る展開が続く。
チャンスシーンもかなり決定機に近いものとなっていた。
サッカーには流れがあるとはいえユーベは押し込まれすぎていた。
さらに前半からもそうだったがクアドラードは攻撃にバロメータを捧げているSBだとよく感じる場面が多い。この試合でも剥がされるシーンがいくつか見られる。毎シーズン必ず一枚はレッドをもらってしまうクアドラードはビッククラブとしては結構痛かったりするかもしれない。
しかし69分にクアドラードがらしいボディフェイクから試合の流れにもこのブログの文の流れにも逆らう追加点を決める。
ユーベは追加点を挙げると余裕が出てきたのかボローニャの勢いを抑え込み攻勢に転じる。
試合終盤はよく見えませんでした。
ユーベ2−0でタイムアップ。
試合を通して
終始煙で見にくく、ある時期のサッスオーロみたいな感じでした。
また試合を通してソリアーノは際立っていました。スペースを見る力、4次元的パスなど戦術的にとても重宝される選手なんじゃないかなと思います。
スコアに反する内容
スコアだけを見てしまえばただユーベが格下にしっかり勝ち点を取っただけのように見えるが試合のほとんどを押し込んでいたのはボローニャだった。ボローニャとしてはホームで盛り上がって悔しい惜敗といったところだが、ユベントスサイドに立って考えてみれば「最終局面でやらせなかった」や「少ないチャンスを物にした」というポジティブな面があるのに対し、この内容では国内においてもタイトルを獲得するのは難しいと考えても無理はないのかもしれない。