ボローニャ対ミランのイタリアらしい試合 セリエA 所要時間約5分 動画添付あり
21−22シーズンセリエA第9節
この試合ではイブラヒモビッチが先発した。
highlight youtubeダゾーン公式チャンネルから
【ボローニャ×ミラン|ハイライト】イブラヒモヴィッチの1G1Aなどでミランが今季8勝目を挙げて無敗をキープ|セリエA 第9節|2021-22 - YouTube
フォーメーション
スコルプスキ タタルシャヌ
テアトル バロ・トゥーレ
メデル トモリ
スマオロ ケアー
カナブリア
ヒッキー
スバンベリ ベナセル
ドミンゲス トナーリ
デ・シルビェストリ
レオン
ムサ・バロウ クルニッチ
ソリアーノ カスティジェホ
アウナウトビッチ イブラヒモビッチ
前半
ボローニャは守備時ウイングが降りて5バックになり5−4−1ブロックを形成。
ミランはSHが降り4−4−1−1を形成。
5−4−1で守られるミランはなかなか活路を見出せていなかったが、時折イブラが効果的なところに降りてきてサポートをするなど思ったより元気なイブラ。
16分に試合が動く。
3バックでビルドアップをしていたボローニャだったが、右ウイングに入ったところでインターセプトされるとすぐに縦パスがイブラに入りレオンへスルーパス。
抜け出したレオンがディフィレクトもありゴールニア上隅に決め、ミランが幸先良く先制。
奪ってからすぐに前へ攻撃したことで5バックの形成速度の遅さに漬け込み、さらに3バックの裏への弱さにも漬け込んだゴールが決まった。
すると20分メデルとスマオロの間に走ったクルニッチへ最終ラインのケアーからボールが配給されると裏へ抜けたクルニッチをスマオロがエリア前で倒してしまい、決定機阻止とみなされ1発レッド。
ボローニャは残り70分を10人で戦うこととなってしまった。
そのフリーキックはイブラが壁下に入られているにもかかわらずいつも通り壁下を狙い失敗。
その後はブロック時ボローニャは4−3−2となりミランのSH or SBが空く。
クロスの時にも大外は空いてしまうので、ミランはそこへボールを放り込み折り返しをイブラという構図。
すると35分ミランは最終ラインのビルドアップから手薄になったサイドへボールを配給
イブラへのクロスをキーパーが処理しきれずカスティジェホにシュートを浴びる
なんとか凌ぐもこぼれ球をカラブリアに蹴りこまれて2−0。
2点差でゲームを折り返す。
後半
カスティジェホ→サレマーケルス
トナーリ→バカヨコ
49分にボローニャが一点を返す。
左コーナからイブラヒモビッチが長身を全く活かさず綺麗に逸らしてオウンゴール。
続く51分、ボローニャのゴールキックから右サイドで繋ぎサイドに寄ってきたアウナウトビッチからソリアーノと繋ぎ最後は抜け出したムサ・バロウがタタルシャヌとの1対1を制しボローニャがこの上ない形で一気に同点に追いつく。
クルニッチ→ジルー
イブラとジルーが前線で並ぶ
完全にボローニャペースだったものの何気ないシーンから一気に攻勢が逆転する。
ソリアーノがバロ・トゥーレを削ってしまいまたもや一発レッド。
最初はそうでもないシーンに見えたが実際は足首に深く入ってしまっていた。
ソリアーノは泣いてピッチを後に…
その後はボローニャがなんとか5−2−1でブロックを固めミランが押し込む展開。
イブラはエリア内に入るのではなくミドルレンジから全体をサポートorミドルを狙う。
ボローニャはなんとか少ない人数でゴールに迫る。
試合終盤は勝ちたいミランと2人少ないながらもホームで善戦するボローニャの死闘絵図となった。
しかし84分バカヨコのクロスのクリアをべナセルが抑えのきいたシュートを沈めボローニャを打ち砕く。
さらに88分ミランがタタルシャヌまで下げたボールにボローニャが ミラン6vsボローニャ4 でハメにいくも回避されベナセルに持ち上がられて前線は ミラン5vsボローニャキーパー含めて5 で数的有利を活かされ最後はエリア前で待っていたイブラヒモビッチに余裕を持って決められ4−2と万事休す。
試合はそのままタイムアップ。ミランが敵地で3ポイントを獲得した。