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スーパー試合になったいや、したプレシーズンマッチ レスターVS QPR

プレシーズンマッチとは思えないバチバチのゲーム

QPRの本拠地、ロフタス・ロードで行われたプレシーズンマッチ。スタジアムの一階は空きが見られるがその他は結構席は埋まっている状態。ユニホームはQPRはホーム(青白ストライプ)、レスターは何故かエメラルドグリーン。色はいいのだが相手の兼ね合いでちょっと見にくい。試合自体はプレシーズンマッチとは思えないインテンシティ高いゲームとなった。

注目の主なレスターのスタメンは以下の通り

バートランド

ソ・ユンク

フォファナ

リカルド・ペレイラ

ンディディ

ティーレマン

ペレス

バーンズ

ヴァーディ

 

となかなかのメンツでプレミアリーグさながらの激しいゲームが行われた。

 
前半

開始直後から両チーム非常にインテンシティが高く、なかなかシュートチャンスに恵まれない。ビルドアップしてミドルサードで攻防が繰り広げられる展開。10分台はレスターがボールを握るもハーフェーラインから先になかなか行けない。20分にレスターがミドルサードで崩してヴァーディーがスピードに乗ってバイタルエリアに侵入しペレスに出すも、クロスは流れてしまう。20分〜25分はQPRがボールを握る。ウイングが降り、4-1-4-1のレスターに対してQPRのミドルキックやロングキックが以外に収まりビルドアップを進め、左サイドから場合によっては決定機になるチャンスを作り始める。27分、ミドルサード深めの位置からのロングボールに抜け出したヴァーディがチャンスになるもヴァーディらしい外し方でゴールの左に外れていく。その後はレスターペース。ロングボールを跳ね返し、ボールを繋ぎ押し込む展開。30分を過ぎると両チームがボールを持ちチャンスを作る展開になるも決定機までとはならず。その後もインテンシティの高いゲームが続くが、ついにゲームが動く。QPRがファイナルサードの右サイドでの3対3をワンツーでトライアングルを反転し、見事レスターの3人を一気に置き去りにしてフリーでペナルティーエリア内に侵入し、横パスを受けたチャーリーオースティンがニア上に蹴り込み先制。素晴らしい形でのゴールとなりサポーターの歓声が一層大きくなる。その後その・ユンクのミスからQPRがチャンスを迎えるもレスターがしのぎ、1-0で前半を終える。

 

後半

後半開始直後は、QPRがレスター陣内で試合を展開する。52分にはレスターがリスタートからコーナーを得るが、QPRのキーパーがキャッチし素早いディストリビューションからカウンターとなり、コーナーとなるなど早い展開が繰り広げ得られる。そのコーナーキックの流れからクリス・ウィロックがスーパーゴール未遂をするなどQPRが押し込み、レスターがラインを揃えて堪える展開。そんな展開のなか2点目が決まる。コーナーが続いていた55分、ソ・ユンクが文句を言っている間にショートコーナーから流れたと思えるほどのボールがファーサイドに入り、落しから軽く裏に浮き球が配球され、QPRの選手の頭に当たり裏にそれたボールをヨアン・バーベットがヘッドで押し込む。オフサイドと思えるシーンだったが、狙ったオフサイドではないし裏に配球された時には既にラインギリギリで2人がフリーとなってしまっていたのでプレシーズンとしては良くないシーンとなってしまった。2ー0となったが、ここからレスターがインテンシティ高く押し込みチャンスを迎え始め、面白くなってきたが、ここでレスターが大量替えで、フィールドプレイヤーが入れ替わる。

主な途中交代メンバーは以下の通り

イヘアナチョ

ダカ

オルブライトン

チョウダリー

そしてQPRもヨルディ・デ・ウィスがスタンディングオベーションで交代するなど選手を替える。変わって入った昨シーズンプレミアトップ選手の仲間入りを果たしたイヘアナチョにボールを集めたいレスター。70分あたりはレスターがポゼッションをするもなかなか突破口を見出せなかったが、75分QPRの選手交代直後のスローインから中盤経由でサイドチェンジ、走り込んだダカが潰れキアナンデューズベリーホールが押し込んで2-1。続く77分ハーフウェーライン手前の右サイドで受けたオルブライトンが中盤に切り込みダカにスルーパス、左でニアに決め一気に同点。その後もレスターペース、QPRのテンションは下がり続けるかと思われたが82分QPRがコーナーに足で合わせポストを叩いたボールをロブ・ディッキーが蹴り込み3ー2。再びQPRがリード。その後は同点の流れはどこに行ったと言わんばかりのQPRペース。しかしそれで終わらないのがこの試合、87分レスターが左に展開し裏に抜け出したダカがキーパーに倒されPK。これをイヘアナチョが沈め、再び同点。そしてようやく3対3でタイムアップ。

 

非常に攻守が切り替わり主導権が移り変わる激しい試合。これがプレミアと見せつけられたような試合。

 

気になった選手

ダカ

今シーズンザルツブルクから移籍してきたザンビア代表。争奪戦を制しレスターにやったきたが、さっそくこの試合でプレーを見せつけた。3得点全てに絡む活躍で2点目に関しては移籍後初ゴールとなる同点弾。プレシーズンとはいえプレッシャーのかかる移籍での新しいチームでのいいイメージにはなったに違いない。これでレスターのトップはヴァーディー、イヘアナチョ、ダカとまさかのポジション争い。システムによって異なるがかなり面白くなった。

 

センターバック2枚

センターバック2枚のソ・ユンクとフォファナ。ソ・ユンクの方はやや精細を欠いたプレーが散見されたがまずまず。フォファナは際立っていた。身体能力の高さが少し見ただけでも伝わってくる。